確定申告を税金の計算だけで終わらせたらもったいないぜよ!

 

 経営相談・税理士業務

札幌の新陽税理士事務所、税理士のよっしーこと吉田です。

私には顧問税理士はいません。って自分が税理士だから当たり前かも知れませんが(笑)

↓コレ国税庁のイメージキャラクターのイータくん。

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顧問税理士がいると確定申告の数字をまとめたときに数字の説明をしてくれると思います。何が多いとか、利益率がどうとか。

これって一年を振り返る意味で非常に大事なコトなんです。振り返れる機会はこの時期しかないですからね。これは法人の決算も同じことが言えますので会社の社長にも当てはまります。

顧問税理士がついていないと自分で、今年はああだった、こうだったと反省をしなくてはただの税金計算だけで終わっちゃいます。

なので私も自分の帳簿をみては反省しています。

私なりの反省の仕方

まず帳簿を一つの科目ごと、一つの取引ごとに見ていきます。そうすると、

〇月〇日に○○円払った広告宣伝費は意味あったのかな~?

とか、

今○○の会の会費がかかっているけど、仕事や自己成長に繋がってるのかな~?

とか。色々と反省点が見えてきます。

でも、反省できない科目もあります。

例えば水道光熱費なんて固定費なので、多少節約したところでたかが知れています。家賃や電話代なんかもしかり。

もちろん、根本的にアンペア数を変えるとか、電話料金のプランを変えてみるとかは必要だけど、私が色々な会社を見ている限りではムダ使いしている会社はほとんど見受けられません。

社長個人の意思で支払いを決められる科目に注意

ここがミソ。

例えば異業種交流会に行くかどうかは社長が決めれること。どの広告媒体に出そうかとか、どの団体に所属するかとかもそう。

反省すべき点はここにありますね。

そんな調整可能な科目の例としては、「広告宣伝費」「販売促進費」「諸会費」「接待交際費」「会議費」「福利厚生費」なんかです。

特に営業に関連する科目である「広告宣伝費」「販売促進費」「接待交際費」は使いすぎる傾向にあるので、注意した方が良いでしょう。

でも・・・飲み会楽しいもんね(笑)

抜本的に見直せる科目もたまには見返しましょう

これは逆に調整不可能な科目です。

家賃なんかは調整不可能ですが、これを変えるとしたら移転するしかない。かなり大掛かりな作業です。

ちょっと面倒だけど抜本的に変えれる項目もたまには考えてみましょうということです。

科目の例としては、「地代家賃」「リース料」「管理諸費」など。そう何回もできないけどインパクトは大きい。

きっとこういうことを考えれるかどうかで、将来が変わってくるんだと思います。

変われるチャンスってそうたくさんありません。だからきちんと数字と向き合って反省・改善を繰り返すことができる経営者や個人事業主って強いんですよね。

でも、費用を減らすってことだけに主眼を置いてはいけないと思います。

利益を増やすには、費用を増やしてもそれ以上に売り上げを増やせばいいのですから。

経営はギャンブルではないので、堅実にやることが第一。でも時には大胆に攻めていきましょう。

 

 

 

 

よっしーの独り言

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イータくん、全然知られてない・・。自分も知らなかった・・。

頑張れ・・・イータくん・・・(笑)

 

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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