「子供は宝」と税理士試験。

 

 よっしーの日常

札幌の税理士よっしーこと吉田です。

昨日7月31日、元千代の富士の九重親方が亡くなりましたね。

子供のころけっこう相撲を見ていて、小さい千代の富士が体格の勝る力士に勝利する姿をみて感動したのを覚えています。

実は私にとっても昨日は感慨深い日。私の母の命日でした。もうあれから5年も経ちました。

昔の母と今とは別人の私↓↓

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亡くなる4年ほど前に病気が見つかり、手術と治療に励んでいました。

かなり深刻な病気だったのにも関わらず、すごく前向きに治療に取り組んでいました。

けっこううちの母は私に似て、前向きな真面目だったんです(笑)

そして亡くなる4か月前くらいでしょうか、余命を本人も知ってか知らずか、あまり長くはないからと保険金とか遺産の話とかし出しました。

やっぱり最近変だなと思って、思い切って主治医の先生に面会を求めたところ、残された時間があまりにも少ないという話でした。

病気も病気なだけにいつかはと覚悟していたのですが、私にとってはあまりにも衝撃でした。

もっとたくさん会っておけばよかったなって。余命宣告を受けてから1か月くらいでしたが、たくさん実家の苫小牧に帰りました。

お見舞いや入退院の手続きとか、介護保険サービスについて聞いたりとかもあったんで、本人には怪しまれてなかったと思います。(でもたぶん長くないと分かっていたと思います。)

亡くなる1か月くらい前に病院で面会したときに、たくさん昔話をしてくれました。

私が小さいころこんな思い出があるとか、税理士目指して良かったねとか野球やってて良かったねとか。あと、うちの兄ちゃんの結婚についても心配してました(笑)

ほんと母親の存在って自分の中で大きかったんだって。見えないところで支えられて応援されてたんだって思いました。まして私は母子家庭のようなものだったので、なおさら母の存在が偉大だったのかも知れません。

うちの母は一人で働きながらの子育て(しかも男の子2人)だったのに、適当っていえば適当だったかも知れないけど、大事なところではちゃんと自分たちに向き合ってくれて本当にすごいなって思います。

高校生の頃に税理士を目指そうと思って相談したときも、全然バカにしないで聞いてくれて、むしろ応援してくれました。税理士になるなら専門学校行ってちゃんと勉強した方がいいって。

そしてもう一つ嬉しかったのは、母が勤務していた会社の社長さんが生前にお見舞いに行ったときに、お母さんがこんなこと言ってたよって聞きました。

「子供は宝」だって。

あれから5年経って私も娘ができて、母の気持ちがすごくわかるような気がしています。(娘も合掌してお参りしてくれました^^)

私はもう母に親孝行できないけど、私が夢に向かって頑張ること、子供をしっかりと育てること。

それが母への親孝行になるんだと思っています。やっぱりいつまでたっても子供の幸せが親にとって一番の幸せなんだなと思います。

ちなみに私が生前母にした親孝行は、税理士試験に受かったことだと思います。もし受かるのが1年遅ければその親孝行もできなかったので、あのとき振り返ってみると本当に神様が受からせてくれたんだなって思いました(笑)

なので、税理士受験生の皆さん。

税理士試験に受かると、親孝行になるよ!!

8月9日から3日間、頑張ってください!!

先輩税理士よっしーからは以上です!

 

 

 

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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