もっと楽に経営を考えよう

 

 経営相談・税理士業務

こんにちは。税理士よっしーこと吉田です。

経営ってすごく厳しいです。

ずっとそう教えられてきました。

でも最近は、「もっと楽に経営ができたら」とずっと考えています。

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なぜ経営が厳しいのか

私は数字を扱っているので、どうしても

経営=数字

というモノサシで見てしまいがちです。

経営を数字でとらえると厳しいことばかり。

売上が前年割れしているとか、先月より利益率が5%下がったとか、売掛金が回収できなくて貸倒だーとか。

数字は正直で真実を現すものです。そこに優しさはありません。

一番困るのは資金繰りに困ったときでしょう。

来月お金が足りないという恐怖があれば、もう経営なんて楽しくないんですね。

だから極端なことを言うと、業績が悪い時は数字を見たらダメです。モチベーションが下がります。

よく業績の悪い時こそ数字を見よといいますが、それはウソ。

だって自分が見たくなかったから。それが本音だと思います。

もちろん業績が回復してきてもそういう悩みは尽きません。

いつ取引先から切られるのかとか、そんなことを気にしだしたらもう止まらないんですね。

仕入代金や給料の他にも税金や社会保険料なども支払わなくては会社は回りません。

だから経営へ厳しいって言われるんですね。

もっと楽に考えてみよう

昨日藤村先生の言葉ですごく心に響いた言葉があるので紹介したいと思います。

生きることを難しく考えないこと。

そう言っても実際は、心配になるような情報がたくさんありますよね。
高齢化、少子化、年金、介護、福祉行政・・・
国の財政逼迫、増税・・・
でもね、住みにくい社会だなって愚痴を言うのではなく、当たり前の生き方をすることが大事だと思うのです。
仕合わせの基は、身近な家庭や仲間。
家族や友達との仲がよかったら、ほとんどの問題は解決します。
どうすれば納める税金が少なくて済むか、などというのは悪知恵。
納めるべきものは、納めればいいこと。
そういう道理を踏まえることができたら、生きるのは楽なことです。

(藤村正宏氏 2015.1.18Facebookより)

これを読ませていただいたとき、

経営の悩みってちっぽけな悩みなんだなぁ~

って思いました。

もっと広い視野で考えると、色々なことが日本や世界で起こっています。

業績が悪いんであればただ頑張ればいいじゃんって。

それと問題を自分の手から離すということ。

藤村先生の言葉には税金の話もありましたが、納めるべきものは納めればいいこと。

私も税理士である前に、一納税者です。

税金や社会保険料が高いと思うことはたくさんあります。

でもそれはどうしょうもないこと。

払うべきものは払う。

払ってから考えれば良いのだと思います。

税金を払ってしまえば税金の悩みは消えるのです。

それは間違いありません。当たり前すぎますけどね(笑)

それが道理なんです。

どうしょうもないことに目を向けていても仕方がないです。

税金の支払いは逃れられないけど、経営が悪くなっているのは絶対に改善できます。

改善できるということは、希望があるということです。

だからもっと楽に考えた方が良いかも知れません。

実際にお金が回らなくなったら回る方法を考えればいいのです。

借入金を返さなくても死ぬわけではありません。

その時のために保証協会に保証料を払っているのです。

リスケジュールだってできますよ。

何だったら私が一緒に銀行に掛け合います。

よーく考えてみると、世の中どうにもならない問題の方が少ないですよね。

楽に考えるのは悪いことではありません。

今までの考え方から脱却する強さが本当の強さだと私は信じています。

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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