クラウド会計×AIで業務効率化へ ― 私たちが進めるDXのかたち

 

 経営相談・税理士業務, 顧問

こんにちは、札幌の新陽税理士事務所、代表税理士の吉田です。

今回は、私のYouTubeチャンネルで公開した動画、「DX・AIを活用した税理士事務所の取り組み」をご紹介します。

ここ数年、「DX」や「AI」という言葉をよく耳にするようになりました。

当事務所でも時代の流れに合わせ、クラウド会計やAIを活用した業務効率化を進めています。


クラウド会計・AI導入の背景

私たちがDX化を進める理由は、単なる流行ではなく、「お客様と事務所双方の効率化」を実現するためです。

会計ソフトもここ数年で大きく進化しており、クラウド型に移行することで、データ共有・自動化の幅が広がっています。

クラウド会計と従来の会計ソフトの違い

従来の会計ソフトでは、領収書や通帳を見ながら手入力していました。

一方、クラウド会計では以下のような機能があります。

  • インターネットバンキングから通帳データを自動取得
  • 領収書・請求書を撮影またはスキャンして自動反映
  • 会計事務所とお客様が同じデータをリアルタイムで共有

これにより、データの受け渡しや訪問確認の手間が大幅に削減されました。

今ではほとんどの作業が遠隔で完結しています。

導入・設定はすべて事務所がサポート

クラウド会計の初期設定(ネットバンキング連携やスキャナー設定など)は、すべて当事務所が代行します。

お客様には、銀行のID入力や書類の準備だけをお願いしています。

導入後は、領収書をスキャンするだけでOK。AIが仕訳ルールを学習し、徐々に自動化が進みます。

最終的には、毎月同じような取引がある場合はボタンひとつで仕訳が計上できるようになります。

導入コストについて

クラウド会計利用に関する料金です。

  • クラウド会計ソフト利用料:月額 8,000円〜
  • ※店舗や事業所が複数ある場合は月額 10,000円~
  • 顧問契約料:別途必要(システム単独利用は不可)

※顧問契約には以下が含まれています:

  • 毎月の帳簿・仕訳の確認
  • 試算表作成と経営数値の報告
  • 経営者との数値面の相談・分析

コンサル的な指導というよりも、経営者と一緒に数字を見て、改善点を一緒に考えていくスタイルを取っています。

記帳代行サービスも対応

経理担当者を置けない一人社長や個人事業主の方には、当事務所が会計入力を代行する記帳代行サービスも提供しています。

領収書や通帳を預かり、こちらで帳簿を作成するため、経理の負担を大きく減らすことができます。

クラウド化・AI活用のメリット

  • 入力作業の自動化による業務効率化・時短
  • AIによる金額・取引先・インボイス番号の自動チェックで精度向上
  • ペーパーレスで遠隔対応・柔軟な働き方が可能に

人手による単純作業を減らすことで、本来注力すべき「経営分析・改善提案」により多くの時間を使えるようになりました。

DX導入の目的とこれから

DXやAIを導入した理由は、時代に対応するだけでなく、お客様へのサービス向上にあります。

導入後は、データの正確性・スピードが向上し、事務所側もお客様対応により多くの時間を確保できるようになりました。

今後もAIやクラウドの技術は進化していきます。私たちも常に学びながら、時代の波に乗り遅れないよう取り組み続けたいと考えています。

動画はこちらから

🎥 YouTubeで見る:「DX・AIを活用した税理士事務所の取り組み」


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クラウド会計やDX導入に興味のある方は、ぜひ動画をご覧ください。ご相談もお気軽にどうぞ。

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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