融資支援と金融機関のご紹介で、事業の資金面をサポート

 

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札幌の新陽税理士事務所、吉田です。

経営を続ける上で、「資金繰り」や「融資」は非常に重要なテーマです。

当事務所では、金融機関とのネットワークを活かし、資金繰りのご相談から融資支援、提携金融機関への紹介状発行まで、安心してご利用いただける体制を整えています。

資金繰り・融資相談の重要性

企業が成長していく過程では、利益が上がっていても資金繰りが厳しくなることがあります。売上が伸びれば納税額も増え、運転資金の負担が重くなるためです。

一方で、赤字が続いている場合は当然ながら返済が厳しくなります。借入のある会社の場合、利益がトントンでは返済資金が不足しやすく、資金ショートの原因にもなります。

理想は税引き後のキャッシュフローで返済できる状態ですが、実際には難しいケースも多いです。

そのため、先を見据えて追加融資や借り換えを早めに検討することが大切です。

融資支援の流れ

当事務所では、月次顧問業務や決算時に資金繰りの状況を確認し、今後の見通しを共有しています。資金が不足しそうな場合は、足りなくなる前に資金調達を検討します。

融資を受ける際は、業績だけでなく貸借対照表の内容(バランス)も重要です。債務超過はもちろん、社長貸付金や資産性のない資産は金融機関からマイナス評価を受けます。

常に「金融機関からどのように見られるか」という視点を持ち、改善のアドバイスを行っています。

金融機関紹介のしくみ

融資を希望する場合、いきなり本申込みをするのではなく、まずは「事前照会」を行うことをおすすめしています。

本申込みで否決された場合、その履歴が残り、一定期間再申込みができないこともあるためです。もちろん、通る見込みが高い場合は本申込みでも問題ありません。

事前照会は、当事務所を通じて日本政策金融公庫や各金融機関に打診することが可能です。

紹介状発行について

日本政策金融公庫への融資申込みの際には、当事務所から紹介状を発行することができます。金融機関側としても、税理士経由での申込みは信頼性が高く、評価されやすい傾向にあります。

当事務所では、金融機関との信頼関係を何よりも大切にしています。そのため、正確な決算書の作成、脱税や粉飾のない透明な経営を徹底しています。

融資を受ける際に「良いことだけを言って借りる」ようなことは一切行いません。誠実な姿勢こそが、金融機関からの信頼につながると考えています。

スムーズな資金調達のためのポイント

当事務所でもお客様の資金繰りには常に注意を払っていますが、経営者ご自身でも資金状況を継続的に確認しておくことが大切です。

「今月の支払いが足りないから今月融資を申し込む」では遅すぎます。常に数か月先を見据えた資金繰りを意識しておくことが重要です。

また、決算内容はできるだけシンプルで、金融機関に不明点を持たれないものにしておくことが大切です。仮払金・仮受金・本業と関係のない投資勘定などは、金融機関から好まれません。

さらに、売掛金の早期回収の検討、固定費の見直しも有効です。

融資を受けるときには、単なる資金確保ではなく、経営改善とセットで取り組むことが、より良い資金調達につながります。

まとめ

新陽税理士事務所では、融資支援と金融機関のご紹介を通じて、お客様の資金面をサポートしています。

金融機関との信頼関係を基盤に、スムーズで安心な資金調達を実現し、経営の安定と発展を支援いたします。

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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