私たちが新規の税務調査案件を行っている理由
こんにちは。税理士のよっしーです。
今は税務調査が多い時期です。新陽税理士事務所でも既存のお客さんの調査立ち会いもありますし、新規の方の調査立ち会いもあります。
ただ、ここ数年は既存のお客さんの調査より新規のお客様の調査に立ち会うことの方が多いです。
新規の方の調査に立ち会うのを嫌がる税理士もいますが、私たちはそうではありません。
そのきっかけをお話します。
開業2年目に突然新規のお客様から電話が鳴る
開業2年目、まだ1人でやっていたころの話です。
「税務署調査が入ることになって、困っているんです!」
その頃は、正直調査経験もそれほどなく、ホームページにも新規の調査に立ち会いますということも書いていなかったです。
むしろ、経験があまりないので、「税務調査に来られるのが怖い」くらいの感覚でした。
電話を取った時、正直不安でしょうがなかったのですが、その時のお客さんにこう言われました。
「吉田さんにお願いしたいんです。ブログも全部読みました。」
どういう訳か、お会いしたことはないのに、もの凄く信頼されているんだなぁと思いました。
それならと、自分のできる範囲内で、お引き受けしようと。
税法的に無理な部分はどうしょうもなかったのですが、それ以外は概ね認められた結果になりました。
そのときのお客さんの安堵感がとても記憶に残っています。感謝の言葉も、また、言葉だけじゃなく心から言ってくださっているのだなと感じました。
そのお客様とは今でも引き続きお仕事をさせてもらっています。
私たちがご新規の税務調査をお引き受けする理由
この出来事が今でも心に残っています。とてもやりがいのあるお仕事でした。
今ではかなり多くの調査案件に立ち会ってますし、私自身ほどよい緊張感はあるものの、ガチガチに緊張することは無くなりました。
税務調査の立ち会いに関しては、税理士試験では出てこないので、極めて実務的な交渉の仕方もたくさん学びましたし、それ相応の投資をして税務調査に対する知識や対応力もついたと感じています。
でもやはり、「誰でもかんでも」お引き受けしたいとは考えておりません。
不正をしていて、どんな手段を使っても税金を安くして身銭を切りたくない、という意思が強い方は、首都圏の大手税理士法人に依頼すれば良いでしょう。
ご新規でも既存のお客様と同じで、税理士事務所とお客様は信頼関係で繋がっていると思っています。
お客様が新陽税理士事務所に頼みたい、新陽税理士事務所に調査立ち会いしてもらいたい、といったことをお考えであれば、私たちは喜んでお手伝いさせていただきたいと考えています。税金を安く済むように、お客様の不安を取り除くことに全力を尽くしたい。
もし、「すごく困っていて、新陽税理士事務所に依頼したい」というお客様がいらっしゃったなら、断る理由はないと思っています。
新規の税務調査案件をするのは、正直とても大変です。初めて見る帳簿や資料を全て確認し税務調査に臨むので、既存のお客様のそれと比べると、作業量もありますし、きちんとヒアリングして内容を把握しないと調査時にトンチンカンな受け答えしかできないことになります。
とても大変ではあるのですが、税務調査が終わった時のお客様の安堵感、感謝のお言葉に救われます。「税務調査の立ち会いをしていて良かったなぁ」と感じます。
多分、それが弊所でお引き受けする理由なんだと感じています。
税務調査が終わっても、年一や顧問契約などで末永くお付き合いされている方がほとんどです。
とてもありがたいことに、税務調査をきっかけに税務会計の重要さに気づいていただいたのだと思います。
新陽税理士事務所は決して大手税理士事務所ではありませんので、たくさんの案件はお引き受けできませんが、お引き受けさせていただいたときは、全力でサポートさせていただきます。
税務調査案件に関しては、新陽税理士事務所の税理士の吉田か新井田までお願いいたします。
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この記事の投稿者
吉田匡
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。