ヨッシー、タイガー税理士に会って創業時を振り返る。
こんにちは、税理士のヨッシーです。
今日の話は結構どうでもいい話です(笑)
昨日、東京から来たタイガーマスク税理士を積丹へとアテンドしてきました。
↓ホントにタイガーマスク被ってます。
私とタイガーとの出会いは、平成24年に東京で開催された士業系セミナーでタイガーが講師として登壇したのを聞いたのが初めてです。
ちょうど開業年も同じくらいで、タイガーが平成23年、私が24年でした。
そのとき私は開業したばかりで、カネなし、コネなし、お客様なしの状態で、当時東京で成功されていると噂されるタイガーの講演を聞いてみたいと思って参加しました。
100名は受講者がいたと記憶してますが、そのときになぜか私のことを覚えていてくれて、もう4年くらい毎年札幌にいらしたときにアテンドさせてもらってます。
とまぁ、どうでもいい話なのですが、タイガーに会うと、自分の創業時の若かりし頃を思い出します。せっかくなので昔話を。
開業したとき全然集客ができなかった
私は平成24年、31歳の時に開業しましたが、全く集客ができませんでした。
「税理士は固定収入があるからいいよね」と言われることもありますが、その固定収入がないんです。
紹介で会ったお客様に値切られ、顧問契約も思うように取れず、単発の仕事もほぼなく・・・。
お金はどんどん減っていくし、お客さんもつかないし、これはヤバいなと。
そのうち資金が底をつきそうになり、借金もしてたので、毎日お金のことばかり考えていました。
そんなときとある士業系勉強会に参加、東京だったので主にテキストや動画でマーケティングの勉強をしてました。
その時にタイガー先生の成功事例がいくつか掲載されており、「自分と開業年がそんなにかわらないのに、すごい集客している人がいる」と、タイガーの追っかけをするようになりました。(タイガーマスク被っている時点で個性がとびぬけてますけどね 笑)
追っかけしていると、きちんと集客の仕組みを作られていて、自分自身をきちんと出されていて、ブログも毎日更新されていました。
どういうことができるかより誰に頼みたいか
そこで気づいたのが、「税理士は個を売る商売」ということ。もちろん税理士に限ったことではありませんが。
お客さんとしては、税理士に申告や節税の相談などを求めていますが、それはどの税理士でも当たり前のようにやっていることです。
税理士になった時点で、「最低限の税の知識はもっている」はずですし、それはお客さんも知っています。
だから、一般的な税務顧問という領域で考えると、「どういうことができるか」より「誰に頼みたいか」なのかなと。
お客さんは税理士に、会社の資産や借金、通帳や個人の所有しているものなど「最重要機密事項」を提供するんです。
税の知識の違いはわからなくとも、税理士の考え方や性格、人格面を見て、「あぁ、この人は信頼できそう」とか、「この人が自分に合っている」というのが、顧問契約を結ぶ税理士を選ぶうえで重要になるんです。
だから、「税理士は個を売る商売」なのかなと。
そういうことにたどり着き、ホームページを色々と変えてみました。
集客の手法を変えるということではなく、私の考えや思いを伝わるホームページにしたのです。
自分の棚卸をして、プロフィールを書き直しました。
自分のPRだけでなくお客様の声を収録しました。
ブログを毎日書きました。
今はかなり頻度が下がっていますが、当時は1年半くらい毎日書いてました。
仕事のことだけでなく、考え方や実際にやっていることなどを書きました。
たまにどうでもいいプライベートのことなんかも。
ブログは更新されるものなので、いつ作ったかわからないホームページよりも真実性が高いように思えます。
近況ですからね。
HPに掲載する文章をお客様目線に変えました。
これは説明するのは難しいのですが、要は、
「うちはこの仕事が欲しいです」
ではなく、
「うちはお客様のことを大切にします」
という雰囲気に変えたのです。
もちろん、できもしないことは書かないし、嘘偽りない気持ちを書きました。
結果は・・・というと、生まれ変わったかのように集客できるようになりました。
嘘偽りなくまっとうに
私が大切に思っていることはコレです。
・嘘をつかない
・誇大表現はしない(うちはどんな税理士より節税できます、とか)
・不必要に煽らない(今頼まないと大変なことになります、とか)
嘘をつかないのは当然として、「誇大表現」や「煽る」という行為は、ある意味広告手法とも言えます。
一時期流行った、「絶対に税理士には頼まないでください!」みたいな表現も嫌いです。この表現を見て確かに目は止まるかも知れませんが、スマートなやり方ではありません。
私は昔から「正義もの」「ヒーローもの」が好きです。
そういったヒーロー達はスマートなんですよね。
決して「助けてあげたんだから礼くらい言え!」みたいなことは絶対に言いません。
私は過去に財布を2回ほど落としたことがあります。
1回は中身抜かれて発見され、もう1回は見つかりませんでした。
「財布の中身に関係なく、財布を拾ったら届ける」
これ、当たり前なんですが、拾った人は葛藤がありそうです。
でも届けたらスマートですよね。
私も聖人君主ではないので、ダメな部分は多々あります。
でもその中でスマートに生きたいなと思っています。
「誰もいないときに正しい行動をすると、神様だけは見てくれている」
と本気で思っています。
まとめ
だいぶ話はそれましたが、言いたかったことは、タイガーに会えて創業時の気持ちを思い出し、また頑張ろうと思っているところです。
↓タイガーにおごってもらった積丹名物ウニ丼
↓せっかくなので私も被ってみました。
以上です。
コメント
この記事の投稿者
吉田匡
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。