採用活動を終えた雑感

 

 求人・採用

こんにちは。税理士のよっしーです。

半月ほど前から始めていた採用活動が無事終了しました。こんな小さな事務所にたくさんのご応募ありがとうございました。

採用が決まった方はフォローしていきますので、お客さんに貢献できるよう、一緒に頑張っていきましょう。

不採用だった方、ご応募ありがとうございました。本当は良い方もいらっしゃったのですが、採用枠に限りがあるので、すみませんでした。

ということで、採用活動を終えて感じたことを書きます。

応募人数が減った

ウチでは久しぶりの求人でした。前回は2年前半くらい前です。

その時よりも応募してくださった方がかなり減りました。前回の6割以下だったかも知れません。

もちろん、ウチの事務所の規模感や応募者のニーズ、社会情勢もありますが、採用する側にとってはかなり厳しい状況です。お客さんとも求人の話によくなりますが、口をそろえて「全然来ない・・・」ということが多いです。

たった2年半でこれほどまでに変わるのかと。

もちろん私としても努力はしたつもりです。採用ページ・説明動画はこのために変更したり、作りました。自社ホームページやブログで私の人となりや考え方、雰囲気などもわかるのかなと思います。

反省点も色々とあるので、次回求人募集するときは改善していきたいと思います。

WEBからの応募が増えた

今回、北海道アルバイト情報社さんで運営している「ジョブキタ」に正社員募集を、「アルキタ」「主婦キタ」にパートさん募集を2週間掲載しました。

どうしてもジョブキタ等のWEBに掲載してもらいたかったのと、紙面でも大きく掲載したかったので、やや高めのプランにしました。金額的には10万円超えています。(ハロワも出したけど全然こなかった・・・汗)

ジョブキタ等では北海道アルバイト情報社さんで運営しているWEBから簡単に応募ができます。そのWEB応募も前回よりも格段に増えました。

そもそも紙面を見て応募は今の時代には古いなと感じました。今はパソコンはもちろんスマホ全盛時代。応募者もスマホでサクサク探します。採用する側も時代に合わせていかないと、面接のチャンスを逃します。

「いや、まずは電話連絡でしょ!」と思う方もいるかも知れませんが、実際お客さんと接するときは私も、メール、チャット、ラインをかなり使っていますし。

WEB応募される方は真剣さが足りてない?という説もありますが、いざ面接を行ってみると真剣に考えている方もいらっしゃいました。

ウチで出した正社員求人では、

・電話連絡の上、履歴書送付

・WEB応募の上、履歴書送付

の2パターンでしたが、電話連絡くれたのは1名のみでした。間口を広くするという意味ではWEB応募可の方が良いですね。

でも履歴書はその人の字体とか見たいのでWEB(PDF等)じゃなくて紙で欲しいところだし、WEBを悪用すれば「数打ちゃ当たる」的なことにもなりかねないので、私が応募者なら電話連絡の上、履歴書を送付します。古い人間なんで(笑)

ただ一人、面接したけど辞退したいという連絡がWEBからあった人がいました。気持ちはわかる。そういう連絡はメールでするのが楽でいいです。そちらの一方的な都合で辞退するので、普通電話するでしょ!と思いました。

メールの使い過ぎには注意しましょう。

選考基準

ウチは大企業じゃないので、選考するのに評定を出したり、マニュアルがある訳ではありません。自分が考えている最低の基準としてはこんなところでしょうか。

・人柄が良い、お客さんや同僚と信頼関係を築けそうな人

・頑張ることができる人

・実務能力

・応用力がある人、カンがいい人

・長く働く気がある人

そんなところです。あとは他の応募者との比較ですね。

未経験者の場合

未経験者の場合、選考が難しいです。ウチは零細企業なので、大量に採用して少数残ればいい、というやり方ができません。

採用したからには、絶対に戦力になってもらわないと困るのです。そこで必要なのが、税理士事務所の仕事に対する適正があるかどうか。

税理士事務所の仕事は、会計や税務などほぼ100%頭を使う仕事です。丸暗記だけではなく応用力が必要。なので、頭を使うことが苦手だったり、物覚えが悪かったり、応用力がなかったりすると、仕事に支障がでます。

また、毎日数字と向き合っても大丈夫な人でないといけません。いくら学校の勉強ができたとしても、数字を見ただけで拒絶反応を示す人もいます。ただし、採用する側としては、学校の勉強ができた方ができない人よりかは大丈夫なんだろうなという見方はすると思います。

未経験者で税理士事務所で働きたい、という方はそういう「武器」がなければ難しいと思います。というより、採用する側にとっては、何も情報が無ければ、判断基準が無いも同然です。

一番はやはり資格です。税理士試験の一部科目(簿記論や財務諸表論など)を持っていればかなり高評価です。簿記資格では、日商簿記です。正社員希望なら2級はもっておきたいところです。

これがあるのと無いのとは全然違います。だって、簿記の適性がなければ転職するしかなくなりますから。

雑感としてはそんなところです。

ホントに採用された方、頑張っていきましょう。一人前の税理士事務所職員になれるように応援します。

新陽税理士事務所の公式サイト

よっしーってどんな人?って興味が湧いたら是非プロフィールをご覧ください^^

札幌の税理士吉田匡の自己紹介

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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