新陽税理士事務所における代表税理士吉田の役割とは

 

 顧問

こんにちは。札幌の税理士よっしーです。

よくある税理士事務所の内部事情ですが、お客様の対応をするのは担当者。代表(所長)税理士って何してる人なんだ?という印象が強かったりします。

↑うちの所長税理士です。私ですが(笑)。今は亡きワンちゃんと。

担当者はよくやってくれているが、代表(所長)税理士は何もしてくれない

と感じている人も多いのではないでしょうか?

実際何もしてない代表税理士もいるし、色々とやっている代表税理士もいるのですが、お客様からしてみたらよくわからないということなのでしょう。

ということで、新陽税理士事務所に置ける私(所長税理士)の役割を書いてみようと思います。

担当者の相談に応えること

担当者の税務や経営相談に応えられるレベルは様々です。うちもやはり担当者によって差は出てきます。

増資する、会社設立をする、融資を受ける、税務的に明確な規定が無く返答に困っている、不動産を買った、節税の提案をしたい、売上を増やしたいと相談がきている、この考え方で良いかどうか聞いて欲しい、etc・・・。

うちの場合は、

基本的なことは担当者で解決する(できる)

イレギュラー案件や不安な点があれば代表に相談

という感じです。

もちろん基礎的なことも教えたりするので、一日中内勤をしていると、担当者から話しかけられることが非常に多いです。たまに「自分の仕事がしたい~!」と思うこともあります(笑)

担当と所長が話し合った結果、解決方法が見つかり、担当からお客さんに連絡します。

で、ここからが問題なんですが、

担当がわざわざ「所長と確認しましてこのような解決方法をご提案します。」と言わないですよね。(いや、言わなくていいんですけどね)

もちろん本当の大事な場面では私も同席したり連絡したりしますが、基本的には担当者を飛び越えて私が何でもやると担当としても面白くありませんし、私もすべてのお客様に関わるのは物理的に不可能なんです。

ただ、きちんとお客様のことを考えて担当と話しをしています。

決算書のチェック

決算書は必ず全てチェックしています。代表税理士が署名押印するので、当然と言えば当然ですね。

決算書の税務的な部分もそうですが、

・科目配列は経営者の見やすいようになっているか

・前年対比した際の異常値はないか、異常値があればその原因はなにか

・なぜこのような業績になったのか

他にも重点項目はたくさんあるのですが、帳簿を見るなり、担当者にヒアリングするなりして確認しています。必要があれば、こんな提案をしてみてはどうだろう?と担当と話すこともあります。

私の目で決算書をチェックするので、すべてのお客様の決算書が私の考えが反映された決算書になります。

もちろん、決算だけではなく、月次ベースで確認もしています。

担当者は所長の生き写し

繰り返しになりますが、私が全件担当することは物理的に不可能なので、担当者に私の考えを刷り込んでいます。

科目配列の仕方や、関与先への節税提案方針、ヒアリングの仕方、お客様に送るメールのチェックをすることもありますし、担当とお客様が電話で話している声を聴いて「これも確認しといた方が良いよ」と言うこともあります。

私としては担当者の仕事ぶりを多く観察することで、色々なことに気づき、担当者にアドバイスを与えることができると考えています。ましてうちの事務所は、ワンフロアで机を並べて仕事をしていますので、だれが何の仕事をしているかは、ちょっと注意深く見ていればすぐにわかります。

私のようなやり方をしていれば、担当者にアドバイスするということは、お客様にアドバイスすると同義になりますので、積極的に担当者の仕事ぶりを観察しています。

所長税理士は華やかなようなイメージあるかと思いますが、意外と地味なんです。縁の下の力持ちという言葉がピッタリかも知れません。

ということで、やっぱりお客様には中々伝わらないんですよね~。

まぁ、それはしょうがないとして、担当者の力が上がることがお客様も満足して頂けると思っているので、引き続き頑張っていきます!

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 この記事の投稿者

吉田匡

1980年(昭和55年)生まれ、新陽税理士事務所、代表税理士。
2012年(平成24年)に開業、ホームページ・ブログを見てご依頼頂くことがほとんどです。
経営者・個人事業主・創業準備中の方向けに、税金や経営に関すること(たまにプライベートも)を発信しています。
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